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最果ての島に残された、清めの花酒「どなん」。

国泉泡盛合名会社

大嵩長史さん

 

与那国島で愛される泡盛、どなん。昭和36年から続く泡盛づくりの歴史に、大嵩さんは新たな1ページをつくります。泡盛とクシティ。これまで泡盛に親しんで来なかった世代が、国泉の泡盛の魅力に気がつく日は近い。


与那国島ではパクチーのことを「クシティ」という。旧暦の9月4日に植えるからだそう。収穫は12月から。クシティは島の人のソウルフードであり、冬の代名詞です。


自社製の泡盛・どなんに、無農薬栽培のクシティを漬ける。葉や茎ではなく種をそのまま入れ、香りを抽出します。クシティ酒は、琥珀色。漬け込むクシティの種を割ったり、そのまま入れたり、漬け込む期間を試行錯誤しました。


食前酒として一杯。ストレート、水割り、ソーダ割りで。泡盛は度数が強いというイメージは、クシティ酒を飲むと一新されます。


 

基本データ

かつての島の呼び名「どなん」を冠した泡盛をつくり続けて60年。 「花酒」と呼ばれる、アルコール度数60度の泡盛の販売が許されている。

 

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